
スーパーカクテルなら、
食品業の
情報セキュリティ対策も万全!
基幹業務を一元化することで業務効率を向上させるERPの優れた特性は、一方で重要機密情報の持ち出しや意図せぬ漏洩、ランサムウェアに代表されるサイバー攻撃による被害の甚大化など、さまざまなリスクと背中合わせでもあります。本項では、スーパーカクテルCore FOODsを安心してお使いいただくためのさまざまな機能や弊社の取組みについてご紹介します。
食品業はサイバー攻撃に
狙われやすい?
扱う商材がアナログな食品であるため、中小規模の食品企業では金融などの業界に比較して、一般的にサイバー攻撃への危機感は高くありません。ただ、近年では食品業を狙うサイバー攻撃が頻繁にニュースで伝えられており、深く掘り下げればそれが理由のないことでないことがわかります。
警察庁が令和7年に公開した資料「令和6年におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について」によれば、企業・団体によるランサムウェア被害報告件数は222件、業種別では製造業が最多で30%近くを占め、卸売業・小売業が19%でそれに続きます。とりわけ消費者に被害が及ぶ生活必需産業である食品業界は圧力をかけやすいことから、サイバー犯罪の標的になりやすい業種のひとつとされています。
2021年、国内大手食品メーカーが海外からの不正アクセスにより基幹システムを暗号化された事件は記憶に新しいところです。システムの起動自体ができなくなったことで四半期決算報告も延期を余儀なくされ、復旧にはじつに6カ月を要しました。
企業・団体等の
業種別報告件数
同年、ブラジルの食肉加工大手JBSがサイバー攻撃被害に遭ったことも報じられており、FBIは食分野へのサイバー攻撃が活発化していることについて注意喚起しています。
貴社がもし、下記のような脆弱性を抱えている場合、サイバーセキュリティ対策は不可欠といえるでしょう。ITへの依存
現在、食品工場をはじめとして卸売業界・小売業界でもDXが急速に進んでおり、食品業の企業活動はいまやICTによって成り立っているといって過言ではありません。新型コロナウイルス禍以降のリモートワークの普及も手伝い、企業の基幹業務はさまざまなデバイスとインターネットで繋がっています。
基幹業務がインターネットと接続された状況は、適切なセキュリティ対策が実施されていなければサイバー攻撃の格好の標的です。ICTの普及によって大幅な効率化が果たされた一方で、データ消失やシステムダウンが起これば、業務継続にも大きな影響が出るでしょう。
また、一方で、内部の人間がデータを持ち出すといった事態も同時に想定すべきです。内外両面のセキュリティ対策は欠かせません。
レガシーシステム
保守切れの基幹システムなど、レガシーシステムをご使用の場合、最新型のサイバー攻撃に対するセキュリティ対策は十分といえません。
サプライチェーン攻撃
サプライチェーン攻撃とは、標的である企業に直接攻撃を仕掛けるのではなく、サプライチェーンから攻撃する手法です。大企業は多くの場合、セキュリティ対策を万全に行なっています。そのため、セキュリティが脆弱な中小規模の取引先や関連企業にまず攻撃を行ない、それを糸口に標的企業のネットワークへ侵入を試みます。
食品企業は多くの場合、きわめて複雑なサプライチェーンを構成しているため、サプライチェーン攻撃を受けた場合、感染源の特定が難しく早期の発見もできません。そのため、被害が拡大しがちです。
サイバー攻撃への適切な対策を実施していなければ、取引先も巻き込んだ大惨事に発展しかねません。その場合、信用失墜は避けられず、最悪のケースで損害賠償も起こりえます。
ERPや基幹業務システムへのサイバー攻撃被害は、事業継続そのものに影響します。導入をご検討の際は、サイバーセキュリティ対策についても実績豊富な内田洋行ITソリューションズに、ぜひお任せください。
内田洋行ITソリューションズの
取組み
食品業界におけるセキュリティ対策の重要性を鑑み、内田洋行ITソリューションズがご提供するスーパーカクテルCore FOODsでは、安心してお使いいただけるよう、以下の取組みを実施しています。
01業務統制支援
ERPは重要機密データを一元管理する都合上、情報の漏洩や持ち出しへの対策が不可欠です。
スーパーカクテルCore FOODsには、さまざまな業務統制機能が標準で搭載されています。
強固なパスワード機能
プログラム起動時にパスワード入力を要求。文字数・文字種や認証失敗によるアカウントロックまで、自由に設定可能です。セキュアな運用をご支援します。
履歴管理
ユーザーIDやパスワード、伝票入力からマスタデータの変更に至るまで履歴を管理。いつ・だれが・どのデータを操作したのかわかるため、トラブル時の対応も万全。
実行権限付与
プログラムごとにユーザー単位で登録・更新・削除・参照など実行権限を設定。重要機密の持ち出しや人的ミスによる意図せぬ消失など、トラブルを未然に防ぎます。
02サーバー運用
保守サービス
AWS(Amazon Web Services)を基盤にサーバー環境構築と運用保守サービスをセットでご提供します。
サーバーの常時運用監視と障害対応を行ない、システムに異常が発生した際はただちに発生前の状態に復元することが可能です。
システム障害はもちろん、ランサムウェアなど外部からのサイバー攻撃に遭った場合でも、被害を最小限に抑えられます。
内田洋行からのご提供になります。
03UC+バックアップ
と連携!
スーパーカクテルCore FOODsなら、“UC+(ユクタス)バックアップ”とも標準で連携。基幹業務システムのデータをクラウドサーバーに自動バックアップする同システムなら、ご担当者さまのご負担を軽減するだけでなく、抜け漏れなどのケアレスミスも防ぎます。
※UC+バックアップはオプションのため別料金となります。
データセンターを遠隔2カ所に置く冗長化構成により、ランサムウェア被害だけでなく、一方のデータセンターが大規模自然災害に遭ったとしても、もう一方に保存されたデータから早期に復旧。
生活必需品を扱う食品業は、不測の事態が起きた場合でも軽々に事業を止められません。スーパーカクテルとUC+バックアップの組み合わせであれば、万一の事態が起きても支障なく事業を継続できます。
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スーパーカクテルCore
FOODs
製品資料

食品業向けERP “スーパーカクテルCore FOODs” について、詳細な製品資料をご用意しました。PDFですぐにダウンロードしてご覧いただけます!
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この資料でこんなことが
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