PB

PBとは?

PBとは、プライベートブランドの略で、小売店や流通業者、卸売業者などの従来商品を生産していない企業が、その企業独自に展開(企画・開発・製造等)している独自のブランド(商標)で販売する商品のことをいいます。
別名「SB(ストアブランド)」とも呼ばれ、日本語では「自主企画商品」と訳します。
PBに対し、メーカーが商品を製造し、卸が運び、小売りが販売する従来の商品をNB(ナショナルブランド)といいます。

最近では、PBを取り扱う小売店が増加の傾向にあり、今後も市場規模の拡大が予測されています。

PBのメリット・デメリット

PBには、小売店、メーカー、消費者それぞれにとってメリット・デメリットがあります。

メリット デメリット
小売店
  • 製造コスト、広告費、物流費、人件費などのコストを低く抑えることができる。
  • PB価値を高めることで、ブランディングを行うことが可能。
  • オリジナル商品の開発ができる。
  • 在庫リスクや製品に対しての責任(品質管理・顧客からのクレーム等)を負うことになる。
メーカー
  • 発注数のみの生産のため、生産計画が立てやすく、効率的な生産が可能。
  • ロスがなく、売上や収益の安定化につながる。
  • 小売店側がPBに力を入れることで、メーカーのNB製品の売上に影響する可能性がある。
消費者
  • NBよりも価格帯が抑えられるため、より安い価格で商品を購入することができる。
  • 品質が価格に引っ張られてしまう可能性がある。

製造元の明記必須化

今まで、PBでは必ずしも製造元が明記されていなかったため、一見しただけでは製造元がわからず不安を抱く消費者も一定数いました。
しかし、2020年4月に改正食品表示法が完全施行されたことで、PB商品のついても製造元を明記することが必須となりました。
製造元が表示されることで、消費者がより安心して購入することができるようになりました。

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