JAS法

JAS法

市場やスーパーなど、食品を購入するときに色々な表示を目にします。少しでも安全で安心できる食品を選ぶ場合は、一定の品質基準をクリアしていることを証明する「JASマーク」表示があるものを選ぶとよいかもしれません。

JAS法とは?

JAS法とは

JAS法とは、Japan Agricultural Standard(日本農林規格)の略称で、農林物資(飲食料品・農産物・林産物・畜産物・水産物)についての品質の基準と品質に関する表示の基準を内容とする全国統一の規格について定めた法律です。JAS法で定められた品質の基準に達している製品にはJASマークをつけることができます。マークの表示は強制ではないため、JAS法の基準に達している製品でもJASマークがないものがあります。

JAS法の目的は、「農林物資の品質の改善・生産の合理化・取引の単純公正化・使用又は消費の合理化を図るとともに、適正な表示によって一般消費者の選択に資する。それをもって、農林物資の生産及び流通の円滑化、消費者の需要に即した農業生産等の振興並びに消費者の利益の保護に寄与する」ことです。

JASマークの種類

JASマーク

品位、成分、性能等の品質についてのJAS規格(一般JAS規格)を満たす食品や林産物などに付されます。

有機JASマーク

有機JAS規格を満たす農産物などに付されます。有機JASマークが付されていない農産物と農産物加工食品には「有機○○」などと表示することができません。

試験方法JAS

試験方法JASを使用した試験の結果などに付されます。

特色JASマーク

相当程度明確な特色のあるJAS規格を満たす製品などに付されます。

特色JASマークについて

平成30年12月28日にこれまであった3種類のマークを統合しました。
特定JASマーク:特別な生産や製造方法について標準的な製品に比べ品質に特色がある
生産情報公表JASマーク:給餌や動物用医薬品投与などの情報が公表されている
定温管理流通JASマーク:製造から販売までの流通工程を一貫して一定の温度を保って流通させる特色がある

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