歩留まり

一般的にはあまり聞きなれない「歩留まり」。製造業特有の言葉で、製造業に携わる人なら誰でも知っている言葉です。

歩留まりとは?

歩留まり(ぶどまり)とは、原料や素材の投入量に対し、実際に得られた製品生産数(出来高)のことです。食品業界に限らず、製造業や人材ビジネス等の分野でも使用される用語です。
食品においては、原材料をどれだけ活用できたか(可食部位)の割合を指します。

歩留まり率の計算方法

歩留まり率は下記の計算式にて求めることができます。

歩留まり率は高いほどロスが少ないことを意味します。(歩留まり率が高い=出荷できるものが多い)
言葉の響きから「歩留まり=不良品」と勘違いしがちですが、正しくは「歩留まり=不良品ではないもの」ですので注意してください。

歩留まり原価の計算方法

歩留まり原価は下記の計算式にて求めることができます。

食品で商品として使用できる部分が仕入れ時よりも少なくなった場合に、歩留まり原価の計算を行う必要があります。
歩留まりが良ければ歩留まり原価は上がりませんが、悪ければ原価は上がってしまいます。

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