MEL認証


2019年12月、GSSI事務局がMEL認証を承認したことを公表しました。

MEL認証とは?

MEL認証は、水産資源の持続的利用、環境や生態系の保全に配慮した管理を積極的に行っている漁業・養殖の生産者と、そのような生産者からの水産物を加工・流通している事業者を認証する水産エコラベルです。

2005年にFAO(国際連合食糧農業機関)が漁業の重要性を認識し、資源の持続的利用の促進のための責任ある漁業体制の確立を目的に、漁業における水産エコラベルの国際的なガイドラインを策定したことで、世界中で水産エコラベル認証スキームが誕生しました。

MEL認証の種類

MEL認証は、生産段階(漁業)および生産段階(養殖)と流通加工段階(CoC)の3種類があります。

MEL認証の申請は、生産段階認証にあっては、同一管理規則のもとで、対象魚種/養殖魚種および漁法/生産方法を特定して行われる漁業/養殖業あるいは生産者(漁協、団体企業等を含む。)を単位とします。

また、流通加工段階(CoC)認証にあっては、MELの生産段階認証を受けた水産物およびその製品を扱う事業者を対象とします。チェーンストアやフランチャイズなどのマルチサイト事業者もカバーします。

【参考文献】

・マリン・エコラベル・ジャパン協議会「MELの仕組み」より
https://www.melj.jp/about_us
・水産庁「水産エコラベルをめぐる状況について」より
https://www.maff.go.jp/j/shokusan/fcp/whats_fcp/attach/pdf/study_2017-26.pdf

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