- 事業内容
- 小麦粉製造業
ロット別トレーサビリティシステムの構築
在庫管理精度の向上
導入の課題と効果
Resolution & Effect
導入前の課題
- 出荷履歴、原料使用履歴をトレースできない ・ロット管理をシステム化し、トレーサビリティシステムを実現したい
- 在庫管理を徹底したい ・生産管理システムを以前導入したが、業務運用に合わせることができず稼動していない
解決策
- ロット別トレーサビリティシステムの構築 ・原料・半製品のロット別在庫管理のシステム化を実現した ・出荷ロット、使用ロットを管理することによりトレーサビリティを実現した
- 在庫管理精度の向上 ・入出荷時のロット入力を徹底し、システム在庫の精度を向上させた ・セット品の加工をシステム化することで、構成品の在庫払い出しを自動化した
- 専用ソフトの導入によるEOS業務の効率化 ・EOS専用ソフトを導入することで業務を標準化し、精度の向上と効率化を図った
導入後の効果
- 顧客満足度の向上 ・トレーサビリティシステムを構築したことで、顧客からの問合せに迅速に対応ができるようになった
- 出荷業務の効率化 ・販売予測に基づく生産計画、原料購買計画を立てられるようになり、賞味期限切れによる廃棄ロス削減につながった ・セット品の在庫をシステム化することより出荷作業が効率化し、コスト削減につながった
システム化のポイント
Point
POINT1 ロット管理~出荷トレース機能
ロット管理の方法は商品別に細かく設定することが可能です。

POINT2 賞味期限の逆転防止
得意先マスタの設定に応じ、取引先別に出荷ロットの履歴を管理。 「前回出荷よりも新しい賞味期限の商品を出荷してほしい」といった得意先からの要望への対応を支援します。


2024.10.28
食品トレーサビリティシステムとは? 仕組みやメリットから成功事例まで解説
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