食品ロス

食品ロス

大量の食料を輸入し、食料の多くを輸入に依存している日本ですが、まだ食べられる食品が大量に廃棄されていることが社会問題となっています。

食品ロスとは?

食品ロスとは、食品廃棄物のうち、まだ食べられるのに廃棄される食品を指します。

農林水産省の平成29年度推計値によれば、日本の食品廃棄物は年間2,550万トン出されており、そのうち612万トンが食品ロスとされています。資源の有効活用や環境への配慮から、食品ロスを減らすことが注目されています。

食品ロスの削減の推進に関する法律

「食品ロスの削減の推進に関する法律」(略称:食品ロス削減推進法)が、令和元年5月31日に令和元年法律第19号として公布され、令和元年10月1日に施行されました。

食品ロスの削減に関し、国、地方公共団体等の責務等を明らかにするとともに、基本方針の策定その他食品ロスの削減に関する施策の基本となる事項を定めること等により、食品ロスの削減を総合的に推進することを目的としています。

基本的施策

  • 消費者、事業者等に対する教育・学習の振興、知識の普及・啓発等
  • 食品関連事業者等の取組に対する支援
  • 食品ロスの削減に関し顕著な功績がある者に対する表彰
  • 食品ロスの実態調査、食品ロスの効果的な削減方法等に関する調査研究
  • 食品ロスの削減についての先進的な取組等の情報の収集・提供
  • フードバンク活動の支援、フードバンク活動のための食品の提供等に伴って生ずる責任の在り方に関する調査・検討
【参考文献】

・消費者庁「食品ロスについて知る・学ぶ」より
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_policy/information/food_loss/education/

・消費者庁「食品ロスの削減の推進に関する法律」より
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_policy/information/food_loss/promote/

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