遺伝子組換え食品

遺伝子組換え食品

毎日の食事で摂取している農作物の多くは、長い年月をかけて品種改良が進められてきました。自然の掛け合わせでは得ることが難しい「美味しさ」や「育てやすさ」は、品種改良によって実現されています。

遺伝子組換え食品とは?

遺伝子組換え食品とは、品種改良技術の1つで、他の生物から有用な性質を持つ遺伝子を取り出し、その性質を持たせたい植物などに組み込む技術を利用して作られた食品です。自然では交配しない生物から遺伝子を持ってくることができるため、従来の掛け合わせによる品種改良では不可能と考えられていた特長を持つ農作物を作ることができます。

遺伝子組換え食品の安全性

日本で遺伝子組換え食品を栽培・流通させるためには下記に基づいて科学的な評価を行う必要があります。

  • 「食品」としての安全性を確保するために「食品衛生法」及び「食品安全基本法」
  • 「飼料」としての安全性を確保するために「飼料安全法」及び「食品安全基本法」
  • 「生物多様性」への影響がないように「カルタヘナ法」

 日本で安全性が確保され、流通させることが認められている遺伝子組換え食品は、平成30年2月時点では、じゃがいも、大豆、てんさい、とうもろこし、なたね、わた、アルファルファ、パパイヤの8品目です。

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